2006-01-01から1年間の記事一覧

新企画「肖像館」オープン

長らく暖めていた?新企画です。右写真の様に、医学界の巨星たちの彫刻を撮ったものや、肖像画、写真などを一同に展示できればと思い作成しました

常設展示 / 喉頭鏡とモニターなど更新

喉頭鏡と問えばマッキントッシュという答えが帰ってくるのが普通でしょう。しかし、マッキントッシュ喉頭鏡と一口に言っても、イングリッシュ・アメリカ型・ドイツ型など様々な亜系が存在します。ドイツのHeine社製マッキントッシュ喉頭鏡はファイバー内蔵型…

英語を勉強しなくてもよくなる?

「2012年までには携帯電話が外国人との会話を自動翻訳してくれ、互いの母国語で会話できるようになる」という予想をIBMが発表しました。既にNECは、相手の話している言葉を翻訳して携帶電話の画面に表示する装置のデモを行っているそうなので、5年以内に実現…

歴史を学ぶ意義

「歴史という学問を学ぶ意義って?」と高校三年生が教えて!goo上で質問しているのを見つけました。質問に対する解答にも具体的な実例をあげた秀逸なものが多く、中でも「タコの長期記憶は3日程度ですので、一度と取り逃がしたタコも4日目には同じ蛸壺の罠…

日本医史学会ホームページにリンク掲載

日本医史学会にお願いして、会員のHPという欄にリンクを作成していただきました。日本医史学会は日本で一番長い歴史を持つ学会です。来年4月には大阪にて108回大会が開催されます。緒方洪庵は言うに及ばず、日本の医学に大きな影響を与え続けた、大阪出身…

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日本医史学会、中富記念くすり博物館、金沢大学麻酔・蘇生学講座へのリンクを追加しました

Sir Macintosh の金言

金沢大学大学院医学系研究科麻酔・蘇生学講座ホームページ上に、Macintosh喉頭鏡をはじめとして麻酔科学に偉大な足跡を残したSir Macintoshの講演が載っています。 公式BLOGにも書かれているように、40年前の言葉とはとても思えません。真理とは時代を問わず…

鉄の肺メモリアルコーナーに5点の写真を追加

圧巻なのは1952年史上最悪のポリオ大流行時のRancho Los Amigos Medical Center の様子を写した写真(右)です。ざっと見ただけで30台以上の鉄の肺が稼動しています

常設展示 / 人工呼吸器・モニターに写真追加

トロントで撮影した人工呼吸器MA-1Rの写真などを追加しました

ASA2006シカゴ

18-19にかけ、トロント総合病院訪問一緒に行動していたN先生の高校時代の畏友I先生の留学しているトロント総合病院を訪問。I先生の指導教授フィッシャー教授とお会いする機会をいただきましたトロント総合病院の隣には有名なトロント小児病院がありますので…

ASA2006シカゴ

この日は次の訪問地トロントへ飛行時間はたかだか1時間ちょっとで池(問題ありか?)を飛び越えるだけなのに、タイムゾーンの変更もあり2時間以上かかり一日仕事に。トロントでは大都市ならではの大渋滞を潜り抜け、16時頃にカナダ文化の象徴?とも呼ばれる…

ASA2006シカゴ

シカゴにはASAの本部がおかれ、そこには麻酔科関連の図書・博物館であるウッドライブラリーがあります。当然今回もソーシャルアクティビティーとしてウッドライブラリーツアーが2回組まれていましたが、15日は満席、17日は都合が会わず参加できなかったので…

ASA206シカゴ

15日の昼からは機器展示が開幕麻酔器やモニターなどの大型機器を扱うブースが相変わらず大きなスペースを占めていますが、目立った技術革新はおきていないようでしたTEEをはじめとしてエコーにも各社かなり力を入れているようで、例年になくゼリーを塗りたく…

ASA2006シカゴ

いよいよ開幕朝からレジストレーションは大混雑。あらかじめ登録する前に申込書を完成させてから登録受付に並べと書いてあるのに、窓口で受付の女性と話しながら申込書を書く人多数。そういった人が、受付の女性と一旦話し込み始めるとその列は全く動かなく…

ASA2006シカゴ

シカゴで開かれたアメリカ麻酔科学会に参加してきました。今回は現地にパソコンを持っていかなかったため、帰ってからの後書きです。ちなみに、もう既に金沢大学大学院医学系研究科麻酔・蘇生学講座 Blogには詳細なASA日記が載っています。ライブレポートは…

常設展示 / モニター等更新

1978年に開発された、質量分析装置を用いた時分割呼吸麻酔代謝データワークステーション「RAMSCAN」(写真)など、数点の写真を掲載いたしました。現在では、手術室各室にて患者さんの呼気ガス分析が行われるのは当たり前の事となりました。しかしそれができ…

金沢大学医学部麻酔科蘇生科のホームページ

浜松医大麻酔科のホームページ作成を作っている関係で、他大学の麻酔科ホームページをネットサーフィンする機会が多いのですが、とても斬新な取り組みをしておられるページを見つけました。大学麻酔科HPでブログに加えSNSまでやっています斬新です。

使ってみましたこの機械

PENTAX エアウェイスコープ AWS-S100を実際手に持ってみると、細部にわたって非常に質感が高いのが印象に残ります。イントロックとの接合部などは、とてもしっかり作ってあるなという印象を受けますし、防水仕様となっている点も凄いなと思います液晶で見る…

ついに当院にもやってきました

学会の機器展示やメーリングリストでも持ちきりのこの機械が、今日の夕方とうとう当院にもデモでやってきました。ターゲットマークを声帯に合わせて挿管するというのは、スターウォーズみたいで斬新です。はたして、誰にも挿管ができちゃう便利な機械として…

やはり見つかってしまいました

Webで見つける役立ちサイト―医科学フリーソフト〈2〉 (医科学フリーソフト (2))作者: 諏訪邦夫,尾崎眞出版社/メーカー: 克誠堂出版発売日: 2006/06/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る麻酔博物館を取り上げていただいた様だ…

常設展示更新

ある筋からお借りしたACOMAの古いカタログを基にして、麻酔器・人工呼吸器・気化器に解説を追記しました。とても細かい仕事で骨が折れましたが、人工呼吸器の進化していった過程を垣間見る事が出来ました

麻酔の歴史戸棚オープン

麻酔博物館はバーチャルミュージアムのつもりでしたが、本物のみが持つ”重み”を感じていただきたく、浜松医科大学麻酔・蘇生学講座図書館内に「麻酔の歴史戸棚」をオープンしました(写真:上)。実際に手にとってさわれる”ふれあい牧場”みたいな物になれば…

浜松における2学会

浜松医科大学麻酔・蘇生学講座が、今冬浜松において2学会を主催いたします2006年12月1日(金)2日(土)日本蘇生学会25回大会 2007年2月17日(土)第13回硬膜外麻酔研究会冬とはいえ、浜松は雪も降らず温暖、遠州灘の”ふぐ”も美味しいで…

常設展示に数枚の写真追加

今回の目玉は PHOENIX Medical 社のゴム製 Robertshaw型ダブルルーメンチューブ(写真)でしょうゴムの特性もあって、一度カフを膨らまして位置決めをしてしまうと、側臥位にしようが、チューブをギューギュー引っ張ろうが、位置ずれを起こさないすぐれ物デ…

常設展示 / 麻酔薬を更新

瓶入りのセボ(写真:左)も、もうちょっとすると珍品になってしまうんでしょうね

医学の歴史探訪 / 蘭学の里 中津を更新

未整理だった写真数枚を追加し、文章の校正を行いました。中津で開かれた第107回日本医学史学会に参加して以来、郷土の医学史に非常に興味が沸き、様々調べまわっています。文献を手に史跡を訪ねるフイールドワークはとても非効率で、1日歩いても何も得られ…

DAS LACHGAS を収載しました

ある方よりご寄贈いただきました希少な本「DAS LACHGAS」をスキャンし電子化しました。地道な作業のため、5月にやり始めてからだいぶ時間がたってしまいましたが、昨日の高校球児のひたむきな姿に感化され、何とかやり終えました。疑惑っぽい判定があっても…

昔の写真

本来はこちらに書くべきなのでしょうが、歴史ネタなのでこちらに浜松医大開院当初の麻酔の様子を写した、約30年前の写真を見つけました。モニターらしきものは見当たらず、マンシェットで血圧を測っており、ベンチレーターも無いため用手換気している様子が…

常設展示に麻酔器の写真3点追加

先日、同僚が1ヶ月間のグラスゴー短期留学から帰ってきました。珍しい写真を沢山撮ってきてもらいましたので適宜アップしていきたいと思います。グラスゴー大学の附属病院ではエスティバが多く使われていたそうですが、よーくみると同じエスティバ3000でも浜…

歴史探訪を更新

東京女子医大の創設者である吉岡彌生先生の記念館を、静岡県掛川市に訪ねました館長の地元である為、以前から訪ねたいと思っていましたが、なかなか時間が無かったり休館だったりで、半年ほどかかってしまいました。記念館の展示は素晴らしいのですが、生家…