ASA2006シカゴ

シカゴの夜景


シカゴで開かれたアメリカ麻酔科学会に参加してきました。

今回は現地にパソコンを持っていかなかったため、帰ってからの後書きです。ちなみに、もう既に金沢大学大学院医学系研究科麻酔・蘇生学講座 Blogには詳細なASA日記が載っています。ライブレポートはそちらで読めます。

13日、8:50セントレア発成田行きJALのB-747に乗り込み自分の席へ行ってみると、シェルフラットシートでした。ほんの1時間に満たない飛行時間だけ夢を見させてもらった気がしました。このままシカゴに飛んでいってほしいという願いもむなしく、成田からはお決まりのエコノミー席へ....

機内では「カーズ」などの映画を上映していましたが、何気なく見た「不都合な真実」という映画に引き込まれました。映画はクリントンの副大統領を勤めたアル・ゴア地球温暖化に警鐘をならす内容です。映画はゴアが行っている温暖化についての講演を基に展開します。様々なデータに裏付けられた講演はゴアの弁才もあいまって、非常に説得力を持ち、今すぐ何か行動しなきゃいけないと思わせるものでした。

その夜、シカゴのホテルから見たオフィスビルには煌々と電気が灯っており、「さすがは経済の中心都市みんな遅くまで仕事しているんだな」などと思いましたが、後日「あれはただ景観のためだけにつけているのであって、皆とっくに家に帰ってるんだよ」と留学中の先輩に聞かされました。ゴアの高邁な思想が早くアメリカ人の考えを変えてくれないと、地球は大変な事になりそうです