第107回日本医史学会総会

中津


医学史サイトを語っているからには真面目に医学史について学ばねばと思い、つい先日日本医史学会に入会させていただきました。そして今回は、第107回を迎える日本医史学会総会に参加するため福沢諭吉先生ゆかりの大分県中津市にやってきました

館長の居住する浜松からは名古屋経由で北九州空港に降り、電車で中津に向かうのがベストです
最近は浜松駅から中部国際空港に直通バスで行くのがデフォになっていましたので、小牧空港は久しぶりでした。久しぶりでも、「名古屋駅の新幹線口からバス出てるから大丈夫」などと“たか”をくくっていたら、バス停が以前あった場所にありません。あせって掃除のおじさんに尋ねると中部行きのバス停を教えられるしで迷いましたが、メルサの向かい、道をはさんだ向こうにバス停を見つけました。やっと見つけたバスの時刻表を見ると、なんと1時間に1本しかありません。散々待って中型のバスに乗り込み小牧空港に着くと、以前使用されていた建物の大半は使用されておらず、空港前の民間駐車場も軒並み廃業し、非常に寂しい風景が広がっていました

小牧空港に一軒しか無い食堂(以前はいろいろあった)で山菜きしめんを食べ、搭乗口に向かうと搭乗口はひとつしか無く、飛行機まで歩いていくという状態でした(写真:左上)。今回の飛行機は最近ANAで問題が多発したボンバルディア(写真:左中)だったのでちょっと心配だったのですが、機体は新しくアメリカンイーグルのリージョナルジェットよりは快適でした。

九州方面へは久しぶりの搭乗だったのですが、途中瀬戸内海の養殖棚が見えるなど景色も良く楽しいフライトでした。北九州空港海上空港ですので、高度を下げるにしたがって着水するんじゃないかという錯覚にとらわれましたが、当然無事着陸。空港ターミナルには北九州空港を根城にするスターフライヤーのAIRBUS A320がいました(写真:左下、左に見えるのはボンバルディアウイングレット

まだ素材の臭いが残る北九州空港からバスで朽網駅へ(400円)。朽網駅から行橋まで鈍行。行橋から初めて特急ソニックに乗りました(乗車券・特急券合わせて1320円)。ソニックの車内はまるでお洒落なカフェみたいでした(写真:右上)

中津駅に着くと、福沢先生の立像が迎えてくれました(写真:右下)。想像通り歴史の息吹深いここ中津で明日から熱い学会が繰り広げられます。とても楽しみにしています