中津医史跡めぐり

中津城(写真:左中)黒田如水が築城に着手し、奥平氏累代が城主をつとめました。堀には海水が引き込まれ、日本三大水城の一つに数えられます。奥平公庇護の下、中津蘭学の華が咲き福澤諭吉で結実したと言われています

福澤旧居(写真:左下)福澤諭吉の母の実家。諭吉は中津藩江戸屋敷で生まれましたが、幼少のみぎり父が早くに亡くなったため、一家は母の実家に身を寄せました。諭吉が少年時代に勉学に励んだ土蔵は残念ながら修理中で見れませんでしたが、併設の資料館では諭吉に関する数多くの資料を見学することができます

大江医科資料館(写真:右上)代々中津藩の御典医を勤めた大江家に伝わる資料を保存。華岡青洲に関する資料も数点ありました

村上医科資料館(写真:右中)九州で初めて人体解剖を行った村上玄水の資料などを保存。高野長英をかくまった土蔵(写真:右下)も現存します

中津市街はそう広くもない為、上記の所は歩いて回れます。地元ロータリークラブの寄贈による観光案内板がいたるところにありますので、それらを読みながらのんびり回るのが良いでしょう